お知らせ

 北海道福島商業高等学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 本校のある福島町は、北海道の南西部に位置し、北は大千軒岳、南は津軽海峡に囲まれた自然あふれる豊かな町です。また、年間を通じて比較的温暖な気候に恵まれており、自然環境と地域資源を生かした漁業と水産加工業などが盛んな町でもあります。本校は、町唯一の高等学校として、多方面から地域で支援をしていただき、地域住民から期待されている学校であります。
 本校は、昭和26年(1951年)、北海道福島高等学校(季節定時制課程普通科)として開校し、校名の変更や道立移管、学科転換などを経て、現在に至ります。令和3年度には、創立70年を迎える地域の伝統校として、約4,000人以上の卒業生が地元だけでなく全国各地で活躍しております。
 令和5年度からは、生徒の全国募集を開始し、福島町から「新潮(にいじお)学舎」(寮・宿泊施設を併設した青少年交流センター)、「入学奨励金の支給」、「ノートパソコンの無償貸与」、「通学生徒に対する交通費の支援」、「各種検定料の助成」、「進学講習の助成」「給食の無償提供」など全面的なご支援をいただき、魅力と特色ある学校づくりを推進し、将来的に地域を担う人材の育成に努めております。また、情報通信技術(ICT)を活用し、地域の課題を解決する人材の育成に向けて、ドローンを導入していただき、福島町などと連携・協力しながら生徒が先端技術をビジネスの現場などで活用する方策を考える授業をはじめています。
 各学年1クラスの小規模校ではありますが、商業高校としての学びを大切にしながら、生徒自身が自己成長を実感できる教育を目指して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和6年(2024年)4月            

北海道福島商業高等学校長 阿 部 敏 幸